11月9日~10日に大阪で「第1回PA-C-MANサミット」を愛知県の「パナプラス薬局」、大阪府の「くるーず薬局」、そして私たち「まんまる薬局」の3社で開催しました。
今回は実際のイベントの様子を素敵な写真多めでお伝えします!
PA-C-MANサミットとは?
PA-C-MANサミットとは、将来を考えはじめる大学4〜5年の現役薬学生に向けて、パナプラス薬局・くるーず薬局・まんまる薬局が合同で開催しているキャリア支援イベントです。
PA-C-MANサミットの想い
薬学生だったわたしから
薬学生のあなたへ
「どんな薬剤師になりたいか」
この問いは大学でも就活でも
何度も考え、書く機会があります。
考えるというより、
示された正解の中から選ぶ。
そんな感覚に近いかもしれません。
でも、”薬剤師”という肩書きを外して、
誰かに示された正解なんて気にせず、
どんな地域で どう働き どう生きたいか。
ゆっくりと考える機会があって
いいと思うのです。
“薬剤師A”ではなく”わたし”として、
そして”あなた”として生きるために。
理想の薬剤師から、
なりたいわたしに。
イベントのスケジュールは?
大阪市の難波の会場に集合
「薬局が取るべきアクションを考える」テーマでグループワークし、発表
なんばグランド花月でお笑い鑑賞
たこ焼きが有名なお店で懇親会
1日目とは別の会場で「在宅薬局で薬剤師として活躍するには」というテーマでディスカッションし、発表
在宅に特化している南住吉店のオペレーションやくるーず薬局について講義
最後に記念撮影をして終了
グループワークの内容は?
1日目「地域を知り、薬局がとるべきアクションを考える」
とある薬局の管理者になったときに、同じ店舗のメンバーと協議をして、あなたの考える地域へ向けたアクションを考えるというグループワークを行いました。
1時間ちょっとで話し合って、グループの意見をまとめて模造紙にまとめるというものでした。
その後、各班5~10分ほどで発表し、参加者同士からの質疑応答や各社長からコメントをもらいました。
情報量が多い中でのグループワークだったので、グループ内で意見をまとめるだけでも大変そうでした。そこから発表するために模造紙へ書き起こすまでこなしていて全グループ凄かったです!
だからこそ、グループでの意見を効率よくまとめる方法についてなども質疑応答が交わされていました。
今回のプロジェクトの想いにもある「理想の薬剤師から、なりたいわたしに。」のコンテキストが自然に作られた素敵なワークになりました。
2日目「在宅薬局で薬剤師として活躍するには」
2日目は、個人在宅と施設在宅の違いの概要をプロジェクトリーダーのくるーず薬局の高橋さんから講義をいただいた後にグループワークがありました。
外来調剤しか経験したことない薬剤師にとっても勉強になる内容で、在宅薬局で優先順位を判断するときの要素や決め方などもレクチャーいただきました。
実際の課題は、具体的すぎる内容で現場をイメージして取り組めるグループワークでした。
優先順位が焦点になっているグループワークだったので、グループごとにバラバラになるかと思いきやグループ間の優先順位の違いはほとんどありませんでした。
また、実際の状況を想像するために薬局の車は何台使えるのか?薬を発注してから卸さんはどのくらいの速さで届けてくれるのか?など、各グループからの本気さが伺えました。
在宅に特化されている「くるーず薬局南住吉店」の薬局見学
在宅に特化している店舗かつ最新の機器やICTツールを導入されている、くるーず薬局南住吉店の薬局見学は聞いているだけでワクワクするぐらい楽しかったです。
すべてをシステム化するのではなくアナログの方が患者さんの体験が良くなるヶ所は、あえてアナログでやられていました。
システム化を検討したオペレーションの一部が患者さんの体験には直接関係なくても、くるーず薬局のメンバーが業務を遂行しやすいかの視点でも考えられていました。
システムを導入する塩梅が絶妙だなと感じて、「どうやってシステム化とシステム化しないところを決めているんですか?」と質問したところ、まずは1回やってみて繰り返し試しているとのことでした。
見学させていただいた時の薬局内の整備されている風景を見る限りでは、無駄がない印象がありましたが、これまでの試行錯誤が今日のくるーず薬局さんのオペレーションに繋がっているんだなと感じました。
参加してくれた学生のお声
第2回PA-C-MANサミットは、in岡崎で2025年2月15日・16日の開催を予定しています!
続報をお待ちくださいませ。