新たな発見!元CRAに聞いて分かったCRAと在宅薬剤師の似てるところ!?

今回は、CRAで働いていた薬剤師が在宅訪問の薬剤師と似ている部分があるという発見からインタビューに発展した記事になります。

インタビューイーは、すでにまんまるの輪に2回登場いただいて新卒でCRAの会社に勤められていた薬剤師の菊池遥香さんです!

はるかさんのこれまでの経歴の詳細はこちらの記事をご確認ください。

Q1.そもそも、調剤未経験でまんまる薬局に入れた?

入れてもらえました!笑

いまは分かりませんが、私が転職活動をしていた当時は都内で調剤未経験で条件に合う薬局は、まんまる薬局のみでした。そのまんまる薬局の求人の条件に調剤未経験はお断りという旨はありませんでしたが、いざ面接するまでは本当に調剤未経験でもいいのかな?って思ってました。

本当に調剤未経験だったんですか?

はい。

具体的にはドラッグストアに勤めていてた時期もありましたが、そのときは第一類医薬品については触ったことがある程度でした。

調剤未経験でまんまる薬局に入ってきた、いまは活躍している方々を見ていると、最初は薬の知識がなくても素直さがあるとここまで出来るようになるのか!というのは感じます。

まんまる薬局はさまざまな職種や地域から入職されているので、それぞれの専門的な分野を極めている方もいらっしゃいます。そんな人たちが横にいらっしゃるので、コミュニケーションさえできれば問題ないなとも思ってます。

Q2.訪問業務とCRA業務の重なるところは?

多職種と連携を取るところです。

訪問業務では医師や看護師、ケアマネさんと頻繁に連絡を取っていき、CRAでは病院の各科の医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師とよく話しをしてどの業務がどこまで進んだのかを確認していました。

プロジェクトの責任者にコミュニケーションを取りに行く必要があったり、医師や病理室にコミュニケーションしに行く必要があったりとかもありました。

これは訪問業務でいう、ケアマネさんやキーマンの方とコミュニケーションするときに似たような感覚があるんですよね。

どんな人がまんまる薬局にあってそう?

医療系に興味があって、いろんな人と話すことで視野を広げたいと思っている方にはピッタリだと思います。

Q3.一番記憶に残っている症例は?

まんまる薬局に入って4年経つのですが、ずっと覚えているエピソードが2つあります。

仲の良い患者さん

孫のように可愛がってくれる仲のいい患者さんがいらっしゃるんですが、その方の誕生日が近かったんです。
そこで朝・昼・夕・寝る前ごとに分包した後、患者さんの誕生日分に「誕生日おめでとうございます♡」って書いてお渡ししました。

次の週に訪問したとき、めちゃ喜んでくれたんです。

誰かにここまで良くしてもらったことがなかったとのことで、私が分包紙に書いたメッセージを箱の中にしまってくれていて行くたびに見せてくれます。

こういうことが出来るのが在宅訪問の魅力の一つだなって感じます。

違和感のあった血圧の値

降圧薬だけ服用されている患者さんがいらっしゃるのですが、コンプライアンスが良くなくて訪問するたびに血圧が160台でした。
ある時、血圧の薬を3日間ほど飲んでいなかったのに血圧が90ぐらいだったので、すぐに病院に連絡したんです。

8月のとある日曜日だったのですが、病院の往診の方が駆けつけてくれて結果は脱水症状からくる血圧の低下でした。

定期的に訪問させていただいているからこそ患者さんの違和感に気づけて、病院ともうまく連携できたことで自宅で一人で倒れてしまうということを防げました。

少しでもまんまる薬局に興味のある方は、ぜひ見学に来てください!