患者さんに寄り添った薬局を作りたい。そんな思いで薬局経営者を目指す薬学生のあきらさん。
薬学生だけの学生団体「apprentice(アプレンティス)」を自ら立ち上げ、学校では学べない就業体験や機会を提供するため日々邁進中であるそうです。
そんなあきらさんに将来のビジョンを語っていただきました。
Q1.学生団体を立ち上げようと思ったきっかけは?
薬局経営者の方々が集まる会に参加させてもらったことがきっかけたったんですよね。
そこから帰宅していた時に松岡さんを電車内で見つけまして、お声がけいただきました。
「学生なの?まじ?笑」みたいな(笑)
電車の中で色々とお話させていただきました。自分が目指している薬局経営者としてのビジョンや経緯など。そこでアドバイスいただいてコミュニティを作ろうと思ったんです。
ひとりの力でできることは限られていますし、多くの人を巻き込んでいくことも経営者には求められます。
また、私が思い描く薬局像に少しでも早く近づくには、多くのチャレンジングなことを乗り越えていかなくてはなりません。
そんなことを気づかせていただいたことが学生団体【apprentice】の立ち上げの背景にあります。
Q2.実際にインターンシップに参加してみての感想は?
松岡さんが日頃口すっぱくおっしゃっている患者さん第一の精神を体験できたことが一番大きかったです。
私が薬局経営者を目指したきっかけである理想の薬局を作りたいという観点から大変勉強になりました。
実は僕の中で、現在の薬局で気になっていることがこの2つです。
- 事務さんが暇そうで、あくびをしている。
- 患者さんに薬をお渡しする時、目を見てではなくPCを見ながら説明をしている。
患者さんのことを見れていない薬局が多いのではないかと感じていました。
そこから理想の薬局がないのであれば、自分が作ってやろうと。
私も患者さん第一を掲げて起業を決意したので、顧客満足とはどういうものなのかをものすごく勉強させていただきました。
Q3.在宅のイメージは変わりましたか?
在宅の経験が全くない中でのインターンシップでした。なので、在宅に関してはあまり良いイメージを持っていませんでした。
中でも、薬剤師が訪問をする意義は理解しきれていませんでした。
でも、インターンに参加させていただいてその価値観が180度変わりました。在宅って全然違うんだなと。
インターンシップ前よりも在宅に関わる薬剤師の存在意義が理解できた気がします。
他にも、まんまる薬局の在宅は患者さんを知ることを一番に考えているのが伝わってきました。
最近は在宅をやり始めましたという薬局が増えてきていますが、在宅に特化している薬局は少ないと思います。
患者さんを第一に考えた仕組みを作り込まれているまんまる薬局の強みは今後一層、患者さんから選ばれる存在に近づいていくのだろうと思いました。