今回は、元プロサッカー選手で株式会社hitotofrom代表取締役である松岡さんへのインタビューです!
つい最近までは、店舗を増やす方針ではなかったとのことでした。にもかかわらず、2022年9月1日にまんまる薬局RWG青砥とまんまる薬局LSB吉祥寺をオープンした経緯やまんまる薬局が描いている今後の展開について聞かせていただきました!
Q1.店舗を増やすことにした理由は?
本気で”自分らしく生きられる世の中へ。”していく覚悟が出来たからです。
でも、今までその覚悟がなかったから増やさなかった訳ではありません。
なぜなら薬局はコンビニよりも多く、約60,000軒もあるからです。まんまる薬局でサポートが難しい地域だとしても、その地域の薬局がサポートしてくれるから大丈夫と思っていたからです。
しかし、”自分らしく生きられる世の中へ。”というビジョンに立ち返った時に、日頃のさまざまな地域の患者さん・患者さんのご家族・地域の人・他職種の方々の話を思い出すと、世の中にある既存のサービスだけでは”自分らしく生きられる世の中へ。”するには難しいと感じました。
既存のサービスには、まんまる薬局以外の地域の薬局さんが提供されているサービスのことのみを指しているのではなく、僕たちが提供しているサービスも含まれます。まだまだ磨けるし、そのために地域ごとの特有の課題を解決しに行かないと世の中は変わらないと思いました。
1店舗の枠組みで出来ることには限界が見えてきたってことなのでしょうか?
そうですね。1店舗でも出来ることは無数にあると思っています。
ですが、僕たちが創業した時から掲げているビジョンやミッションに立ち返った時に今の自分たちで満足してしまっている感じがあって、良くないと思ったんですよね。
その中でも、なぜ青砥と吉祥寺にオープンしたんですか?
必要としてくれている地域があって、それが青砥と吉祥寺だったからです。
今回は青砥と吉祥寺という感じです!
Q2.まんまる薬局が定義するサービスとは?
人から人へ伝わる心にこだわりを持ち、“自分らしく生きられる世の中へ。”していく心が常に在るサービスです。
“自分らしく生きられる世の中へ。“という文を2つの意味から知っていただくと、僕たちの考えるサービスがもっと分かりやすくなると思います。
圧倒的に患者さんが「自分らしく生きられる世の中へ。」していく
1つ目は、患者さん視点から考える“自分らしく生きられる世の中へ。”です。
患者さんのお宅に訪問させていただくと、患者さんご本人で決められることまで、様々な人の介入で決まっていく場面があります。
それを見るたびに、本人の意思なく言われて決まることって他人の良し悪しで決まってしまってるよなぁと感じます。具体的には、本人は自宅で過ごしたいとの意思表明への本質的アプローチ不足や、本人の思いを尊重できていない場面があると思います。
患者さんご本人が自分の”好き”を選べる世の中にしたい。意思決定をサポートできるサービスを拡げたい。そういった想いからきている“自分らしく生きられる世の中へ。”です。
圧倒的にまんまるメンバーが「自分らしく生きられる世の中へ。」していく
2つ目は、まんまるメンバー視点から考える“自分らしく生きられる世の中へ。”です。これを考えることで、”自分らしく生きられる世の中へ。“していくことが真実であるかの見極めになっていると思います。
まんまる薬局のサービスは患者さんが主役であることが大前提です。
これを踏まえ、患者さんのことを真剣に考える。そして、患者さんが喜んでくれる表情まで想像して動くことができる。そこに自分らしさを感じてくれることが重要だと考えています。
そして日々「自分らしく生きられる世の中へ。」向かって歩んでいく。それ自体が「自分らしく生きられる世の中へ。」というビジョンが真に向かっていることの証明になると思っています。
もし、「患者さんが自分らしく生きられる世の中」と「メンバーが自分らしく生きられる(働ける)世の中」が相反する瞬間が訪れたらどちらが優先されますか?
圧倒的に「患者さんの自分らしく生きられる世の中」が主語で優先だと思ってます。
まんまるのサービスは、患者さんがどう考えても主役です。それが大前提で僕らが楽しく働ける。そして患者さんのことを真剣に考えて楽しいから自分らしく働いて、“自分らしく生きられる世の中へ。”につながるという順番です。
Q3.店舗を拡大する予定は?
あるかないかで言ったらあります。
でも、今の戦略や戦術だけだと47万人の看取り難民へキュア止まりでなく、ケアまで届けることは出来ないと考えています。
具体的には良し悪しではなく、好き嫌いを尊重した「自分らしさ」をサポートし、自分らしく生きるための選択肢を与えられるサービスです。
これを拡げるには、やはり距離的な問題からも店舗拡大を予定しています。
同時に、自分らしく働くならば人の役に立つことが好きだという人が世の中にさらに増えて欲しいと思っています。
店舗数についてのお話や戦略・戦術については次回以降をお楽しみに!
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