オンライン会社説明会(ZOOM開催、入退室自由)

【第1回働いてみたい!薬系企業アワード】最も働きたいで賞受賞!

こんにちは!鶴田です!

オンラインにて「第1回 働いてみたい!薬系企業アワード」というものが開催され、42企業の中から「最も働きたいで賞」を頂くことができました。

反響もかなり大きく、Twitterなどで直接ご連絡をいただく学生の方々もいらっしゃって本当に嬉しい!と言うことで記事化しちゃいました☆

  • 今回アワード内でお伝えしたことを広く多くの学生の方にもお伝えしたい!
  • 当社のことや当社が目指していること、価値観などを記事として書きたい!

当日のドキドキ感を少しでも味わっていただくために、それぞれの場面で私が感じていたことなども織り交ぜながらご覧ください!(笑)


「ただ伝えるだけの情報に価値はない!」。私たちの世代はITリテラシー高い方が多く、分からないことがあればGoogleで調べればすぐに答えが出てきます。

皆、平等に情報を得る機会があり、そんな社会になっています。
そんな中で求められる価値は、「行動する」ことだと思っています。「行動」にこそ価値がある!! 

株式会社hitotofromのロゴには「i」という文字が入っていて、この「i」をあえて「人」という漢字にしているのは、
「行動することが一番価値である」という意味を込めてます

因みに「hitotofrom」は「ヒトトフロム」と呼び、「ヒトトゥーフロム」ではありません!(笑)
よく間違われるのでお伝えしておきます!

東京の板橋区を拠点に在宅に特化した薬局「まんまる薬局」を運営しています。設立当初は5人で創業。現在は4倍近くの22名にまで成長してきました!

10年間デイサービスだった場所を薬局にしました!なので、近くに病院や診療所もなく、本当に全く何もない状態でスタート。

0から創るって本当に楽しい!ものすごく大変ですけどね。(笑)

正社員の平均年齢は29歳という若い会社です。経歴も様々で、病院やドラックストアで働いていた薬剤師をはじめ、管理栄養士、公認会計士などなど。美術、体育の教員をやっていたメンバーもいたり、とにかく多彩なんです!

どうして薬局で働いてるのって感じだけど、医療事務と薬剤師だけの薬局よりは面白そうでしょう?(笑)

2030年には「みとり難民」が47万人になると言われています。日本ではさらなる高齢化が加速し、その時には病院などの医療機関の数が圧倒的に足りない状況になります。もちろん、ドクターも足りない状況です。自宅で過ごす事を余儀なくされ、医療機関の目が行き届かない方々がこれだけの数増えることになるんです!

「このような社会背景から、この47万人という方々を「救いたい、救わなきゃ!」と思い起業しました。じっと薬局で患者さんを待つのではなく、自ら動いて患者さんの元に行ける在宅をしないといけない!目の前に病院があって、処方箋を受け取りに来られる患者さんをただ単に流れ作業のように受動的に対応するのは機械でも出来る。法的にまだダメだけどね。

でもそれって面白くないし、そんな人をあてはめるような感じの薬局は創りたくなかったんです。なので、私たちはあえて病院が近くにない場所に薬局を創りました。

「薬局は病院やクリニックの近い場所にある」という業界の常識を覆し、患者さんの自宅の近くにある薬局を作ろうと思いました。

患者さんから選ばれる存在になれれば、経営も自ずと成り立つだろうと。それを証明したい!と思っていました。

そしてここが一番重要なのですが、実は、「最期は自宅で過ごしたい」と希望されている方が80%もいると言われています。一方で、そういった方々も急変時の医療体制があることが重要な条件と考えています。

そういった環境を私たちが作って、整えていくべきだよねと思っています。

「私たちの目指す在宅医療のあり方、それは【地域まるごと病棟】」

病棟をイメージしていただきながらお聞きいただきたいのですが…

体調に異変が生じたら、ナースコールで看護師を呼び、すぐに来てもらえる。朝昼夜と3食の食事を摂るときには、看護師をはじめ誰かがフォローしてくれる。病棟ってフォローしてもらえる環境が整っていて、そういったプロが沢山います。

では自宅ってどうだろう?

自宅で過ごしたいって方々の想いを実現するためには、病棟と同じような医療体制を整える必要があります。これは私たちだけでは難しい。

そういう意味で『地域まるごと病棟』というコンセプトが生まれました。 人それぞれの性格や生活スタイルに合わせた医療サービスを作りたい。もちろん環境の整った病棟よりもはるかに高いハードルです。 

  • 患者さんとの信頼関係、深いつながり
  • 地域密着型の多種多様なチーム連携
  • 患者さんのライフスタイルや性格を把握した処方提案
  • 予期せぬことへの対応力

これらが出来てはじめて本物のかかりつけ薬剤師って思っています。

でも、自分の患者さんが困ったときにすぐにかけつけられる薬剤師って実際何人いるんでしょうか?
すぐに駆け付けられるのでしょうか?

本当に必要な環境はもちろん薬剤師の存在もそうですが、患者さんをトータルにサポートする在宅医療全体のことなんじゃないでしょうか。私は、在宅医療じゃないと患者さん一人ひとりに対して、真のサポートはできないのではないかと思っています。

ではひとりひとりの患者さんに対して「真のサポート」を提供するための薬剤師の存在って?

薬剤師の持つ専門知識は非常にレベルが高いですよね。でもその専門知識をもっと深く、広く発揮できないか?と思っていて。
薬を渡すことがゴールではないと思っていますし、ドクターをはじめ様々な医療従事者の方と連携しながら、薬剤師が主導となって患者さんへのサポートを進めていく世界観を作っていきたいと思いませんか?

外来で薬を渡しておしまいではない。

在宅で患者さんの自宅に伺うと、今までの当たり前が全然通用していないことに愕然とします。少なくとも私は愕然としました。

それはなぜか?

外来の時に、薬剤師のメンバーが丁寧な説明をして渡していた薬がほぼ飲めていないということを目の当たりにしました。ドクターから指定された薬はお渡ししているので、医療点数はいただける。結果経営としては悪くない。

でも、それって本当に患者さんのためになっているの?と疑問を持ちました。

病院では看護師の方をはじめ、様々な人がフォローしてくださるので患者さんも薬を飲めますが、例えば、認知症の患者さんや高齢者の方が誰のサポートもなく1日3回の薬をちゃんと飲むというのはハードルが高いのではないでしょうか。

そんな状況の中、薬剤師が「1日1回朝にだけ服用出来るようにドクターに問い合わせしてみよう!」とか、服用の方法を提案してみるとか、ひとりひとりの患者さんの性格や生活スタイルに合わせた処方に変えていくように提案をしていく。これは薬剤師の持つ薬の専門知識を患者さんの状況に合わせて、薬剤師からドクターに提案をしていくことにつながります。

患者さんのサポートをしていて、目の前の患者さんの薬の状況を一番みているのはその薬剤師だから。「患者さんへのサポート」という観点ではそっちの方が適していると思いませんか?

私たちまんまる薬局が目指すのはそういう世界観なんです。
私たちまんまる薬局の在宅の特徴についてお話しさせていただきます。

1つ目の特徴は「個人宅に特化」です。

薬剤師が行う在宅は大きく二つの種類があります。

「施設の在宅」と「個人宅の在宅」です。

私たちはその中でも個人宅の在宅に特化しています。

先ほどの病院の例ではないですが、施設にも看護師やヘルパーさんなどが常駐していますので、比較的整った環境で医療が受けられるのに対し、個人宅では飲み忘れや過服用等予期せぬことが多々起こります。

また、完全に患者さんごとの生活スタイルに合わせたオーダーメイドですので、薬の管理方法であったり訪問のタイミング、多職種との連携等、求められる事が多くなってきます。

また、患者さん毎に診療を受ける医療機関も異なりますので、今では連携する医療機関の数が50箇所とかなり大きな範囲にまで広がってきました。

連携するケアマネージャーさんの数も100を超えています。

そして、2つ目の「ボランチ制度を採用した、2人体制での訪問」についてです。

薬剤師と患者さんを支える大きな存在。それがボランチという制度です。

ボランチとは、在宅において患者さんやご家族と薬剤師を繋ぐカケハシになったり、在宅における様々なハードルやリスクを取り除き、最適なサービスを提供するために不可欠な存在です。

ですので、まんまる薬局では患者さん宅へお伺いする時に必ずボランチと薬剤師とのコンビでいきます。

ここで多くの薬剤師の方や薬学部の学生の方よりいただく質問にお答えします。

「在宅をやるとなると、運転免許が必要なんじゃないですか?」

答えは「不要です。」
まんまる薬局の薬局長は運転免許を持っていません。
でも、これまで1000人以上の患者さんに対してサービスをお届けしてきました。
それは、ボランチの存在があるからです。

そして、3つ目の「ICT化にとことんチャレンジ」です。

薬局をはじめ医療業界というのは紙が多く、まだまだデジタル化が進んでいない業界と言われています。患者さんへのサービス提供を最大限に行い、それ以外の作業は徹底した効率化を図っていこうと日々挑戦しています。

例えば、まんまる薬局では車の中や患者さん宅で報告書や薬歴などの必要情報は既に書き終わっている状態です。薬局に戻ってからでないとその患者さんの情報が見られないとか、作業が出来ないとかはありません。

創業2年間で累積711名の患者さんに対して在宅というサービスを提供させていただきました。直近6ヶ月に関しては、月平均で38名の方の新規依頼をいただくまでになりました。居宅回数に関しては、ついに1万回を突破しました!
緊急対応などを入れた居宅回数に関してはここの数字に含まれていませんので、それを合わせるともっともっと多い数字になります…!

私たちまんまる薬局は、メンバーそれぞれが持つ「自分らしさ」を大切にして、「挑戦し続けるチーム」であり続けることにこだわっています。

まんまる薬局のメンバーはこんな感じです。
良いところはこちらです。

  • みんなアツい!
  • 好きなことをやる!
  • 決めたらすぐやる!
  • 失敗を楽しむ!

これだけ大きな変化の中、迷っている暇はないと思っています。私に聞いてから判断しようなどと考えているメンバーは恐らくいないでしょう。(笑)

それは「患者さん」が第一だからです。

なので、患者さんに対して必要なことや求められることはどんどんやっていこうという文化があります。根底には業界の中でも新しいことに挑戦しているので、前例はなく失敗なんて当たり前だと思っているからです。
チャレンジするからこそ見えてくることこそを大切にしたい。そんな会社です。

一方で逆に悪いところはこんな感じです。

  • 若い会社だから本当にカオスです!(笑)
  • 決まったルールがありません。。
  • 知名度がまだまだ低い。。。

やってみてダメだったらすぐやり方も変えますし、毎月新しい人が入って来てるしで。。。カオスですね(笑)

知名度ももっともっと上げていきたい。

まんまる薬局が目指すビジョンをもっと多くの人に届けていきたいと思っています。なので、是非力を貸してください!(笑)

最後に「hitotofrom まんまる薬局が目指したいこと」をお話しさせてください。

「自分らしく生きられる世の中」
これを実現するために様々なことに挑戦しています。

例えば、「地域まるごと病棟」を目指す中でもっと地域の密着度を高めたい!という思いで、
同じ板橋区にあるタニタ食堂様や湖池屋様とのコラボ企画だったりをしたいです!

こんな強気で言っていますけど、あくまでも私たちの願望でまだまだ実現できていません!(笑)

薬剤師だからとかボランチだからとかではなく、またその役割や職種だけに留まらず、多様な価値観を持つメンバーそれぞれの「自分らしさ」を掛け合わせて何か新しい事をしていきたいと思っています。

ビジョンである「自分らしく生きられる世の中」を実現するための事ならなんだってチャレンジしていきたいと思っています!

最後に、繰り返しとなってしまい大変恐縮ですが…

「情報は待っててもこない」です。

今は自分から取りに行く時代。そして取りに行ける時代。

皆さんの「自分らしさ」を最大限発揮できる環境とアウトプットできる機会を是非自分の頭で考えて選んでいってください!